循環器内科

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循環器内科とは

循環器内科とは、心臓や血管の病気に特化して診ることができる内科のことをいいます。循環器の病気は、生活習慣とのかかわりも深く、高血圧症や脂質異常症などのいわゆる「生活習慣病」をお持ちの方は注意が必要です。

当院の院長は「日本循環器学会認定循環器専門医」ですので、患者さまにあった診療を丁寧におこなってまいります。

こんな症状がある時は、ご相談ください

✔動悸 ✔息切れ ✔めまい ✔脈がとぶ ✔胸が苦しい
✔どきどきする ✔むくみがある ✔みぞおちが痛い

動脈硬化

動脈硬化とは、動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりして、働きが悪くなることをいいます。

心臓・血管に悪い影響を与える高血圧や糖尿病、感染などによって、血管の内側を傷つけられると、そこに脂肪物質がどんどんとりこまれて内側の膜が厚くなってきます。すると血栓(血のかたまり)ができ、急性心筋梗塞などの発作につながってしまいます。

動脈硬化は年齢とともに進んでいき、20年~30年経ってはじめて症状を自覚します。「動脈硬化は無症状のまま進行していく」ということを認識しておきましょう。

不整脈

心臓の収縮リズムが乱れて、脈が速くなったり、遅くなったり、不規則になった状態のことをいいます。

不整脈にはいくつかのパターンがあり、治療が必要ないものから、危険なものまで様々です。不整脈はだれにでも起こりうる一般的なものですが、いままで気がつかず、健診で指摘されて初めて「自分が不整脈なんだ」と知る方もいらっしゃいます。

不整脈で受診いただいたら、危険な不整脈なのか、治療の必要がない不整脈なのか、様子をみていく必要がある不整脈なのか、を診察していきます。当院には24時間ホルター心電図もございますので、ご心配の方はご相談ください。

狭心症・心筋梗塞

狭心症というと、胸がぎゅーっと痛くなるイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

狭心症とは、まず心臓に酸素を送るはたらきをしている冠動脈が、動脈硬化などによって徐々に狭くなっていきます。狭くなっていくと血液の流れが悪くなるので、うまく心臓に酸素が運ばれません。それによって胸痛などの症状に襲われる病気のことをいいます。この胸痛は一過性のもので、長くても15分ほどで痛みは治まります。

さらに冠動脈が狭くなってふさがってしまうと、その部分の心筋細胞が死んでしまいます。これが心筋梗塞です。そうなると胸に強い締め付け感があったり、圧迫感が15分以上つづいたりして、危険な状態になります。その場合は速やかに医療機関を受診したり、救急車を呼んだりしてください。また、すこしでも胸に違和感があれば、その段階で医療機関に受診することをご提案します。

心不全

心不全とは病気の名前ではなく、さまざまな心臓病が原因で、身体が必要とする血液量を心臓が送り出せなくなる病態のことをいいます。

冠動脈がふさがって心臓に酸素が送られなくなる心筋梗塞や、突然の不整脈によって、短期間で悪化する状態は「急性心不全」といいます。一方、高血圧症や心臓弁膜症などが原因で、長年心臓の働きがよくない状態を「慢性心不全」といいます。

「生活習慣病が心不全と関係している」といわれているので、今後、慢性心不全の方が増えていくと思われます。心不全を予防するためには生活管理が大切になってきますので、日々の食事や運動以外にも、必要に応じてお薬での治療もサポートいたします。